みなさんのお住まいの家には床下点検口などの床下に潜れる場所はありますか?
以前は和室の畳の下にありましたが今は畳の部屋が減ってきたので意識的に設置しないと無い家もあります。耐震診断などを行うと感じますが床下に簡単にアクセスできると床下の状況を簡単にチェックできるので、点検口が家庭は設置することをお勧めします。今回も床下の点検のために設置です。
一般的には洗面所などの床に設置することが多いですが床をカットするときに給水管や電線を一緒に切断しないように細心の注意をしてください。
道具としてはこんなものなのでセルフビルドでも出来るかもしれません。
配管類に注意して市販の点検口専用枠の寸法にあわせてマーキングします。
切り落とした部分は蓋に使いますから捨てないでおきます。 開口部の4方を45mmx45mm程度の木材で補強します。完成後にこの上を歩くことがあるのでしっかりと補強することが必要です。
アルミの枠を床に取り付けて残しておいた床材を利用して蓋を作成します。この家は築25年程度なので床下は土が見えています。湿気が気になる場合は床下にここから潜ってポリエチレンシートを敷き込むといいです。
完成しました。元の床材を蓋に使えばアルミの枠以外は元のままなので違和感はあまりないと思います。ただし、床材が傷んでいるようでしたら新しい床材を使ってください。踏み抜いたりしたら危険なので見栄えより安全性を優先してください。