某リフォーム現場にて直販で購入した手洗い器(洗面と呼ぶには小さい)を取り付けます。セルフビルドを考えている人は参考にしてください。 この部分に取り付ける訳ですが壁つけの洗面器などは重いので壁内にしっかりとした下地を組んでおかないと取付できません。施工会社が施主支給品を敬遠する一つの理由がここにあります。下地は誰が設置するのか、取付位置を決めて配管をしますが器具の接続は施主なのか業者なのか、などなど問題が発生した場合の責任の範囲を決めておかないといけません。
専用取付ボルトをねじ込みます。住宅の壁は石膏ボード下地がほとんどですからボードを張る前に厚さ30mm以上の木材をしっかりと固定しておきます。時々12mm程度の合板を張ることもありますが今回のような壁つけタイプを考えている場合は30mm以上の木材を下地にするほうが安全です。
専用ボルトで手洗い器を固定した部分です。輸入品はデザインは優れていますが施工性はいまいちです。今回も左右同じ長さでボルトを設置したら水栓器具と右側のボルトが干渉し水栓器具が付きません。しかたなくボルトの長さを短くしました。国産品だとあまりこの様なことはありませんね。わかってはいるのですがデザインに惹かれてしまいます。
直販で洗面器が安い場合排水金物や水栓器具が別になっていることが多いのでよく調べてその器具に合う金物を同時に購入してください。
手洗い器に必要な金物をセットしてガタつきや漏水がないかチェックして完了です。器用な人であれば取付はできると思いますが集合住宅にお住まいの方は漏水には特に注意してください。不安なようでしたら業者にお願いしてください。
セルフビルドや施主支給はコストを下げられる事と引き換えに責任をそれなりに引き受ける必要があるこ事を理解しておくことも必要です。